人生はお金だけじゃないけれど、計画があれば安心できる

将来のことを考えるとき、不安になってしまうことってよくあると思うんです。

子どもの教育費はどれくらいかかるのか、マイホームの購入はいつごろが適切なのか、老後の資金は足りるのか……こうした疑問に対して、ライフプランを立てることで見通しが立つようになります。

ライフプランとは何か

ライフプランというのは、簡単に言えば人生設計のことなんですが、特にお金の面から生活を考えていく取り組みを指すことが多いですね。進学、就職、結婚、出産、住宅購入、定年といった人生の大きな出来事に対して、どんな準備が必要なのかを具体的に考えていきます。

大切だと感じるのは、ただ夢を描くだけでなく、それを実現するための道筋を「見える化」する点です。頭の中でぼんやり考えているだけだと、いつまで経っても行動に移せないまま時間だけが過ぎてしまう。

でも表にしたり数字で確認したりすることで、今やるべきことがはっきりしてくるんですよね。

なぜ今、ライフプランが必要なのか

現代は「人生100年時代」とも言われるようになり、定年後の期間が以前よりもずっと長くなっています。それに伴って、老後資金の不安を抱える人も増えている印象です

また、働き方や家族の形も多様化していて、昔のような標準的なライフモデルが当てはまらないケースも多くなりました。独身のまま老後を迎える人、離婚して一人で生きていく人など、さまざまな人生があります。

だからこそ、自分自身の状況に合わせた計画を立てることが重要になってくるんだと思います。

具体的にどうやってライフプランを作るのか

実際にライフプランを組み立てるとなると、何から手をつければいいのか迷うかもしれません。でも、段階を踏んで考えていけば、意外とスムーズに進められるものです。

ライフイベントを洗い出す

まずは、これから先に起こりそうなライフイベントを思いつく限り書き出してみることから始めます。子どもの入学、車の買い替え、旅行の計画など、予定が決まっているものから、希望や夢として考えているものまで、とにかく挙げていくんです

家族がいる場合は、一人ひとりの年齢とイベントを時系列で並べていくと分かりやすいですね。

たとえば上の子が大学受験のときに、下の子が中学生だったりすると、教育費のピークが重なることに気づけます。こういう発見があるだけでも、ライフプラン表を作る価値があると感じています。

必要な資金を見積もる

ライフイベントを整理できたら、次はそれぞれにかかる費用を計算していきます。正確な金額を出すのは難しいかもしれませんが、おおよその目安を知ることが大切です

ライフイベント おおよその費用
結婚 300万円~500万円
出産・育児(1人あたり) 50万円~100万円
住宅購入(頭金) 500万円~1000万円
子どもの大学進学(4年間) 400万円~800万円
老後資金 2000万円~3000万円

もちろん、これらの金額は家庭によって大きく変わります。私立に進学させるのか、国公立を目指すのか、住宅は新築か中古か……選択肢によって必要額はまったく違ってきますから、自分たちの価値観に合わせて考える必要があります。

家計の状況を把握する

将来の支出を考えるのと同時に、現在の家計がどうなっているのかをしっかり確認しておくことも欠かせません。毎月の収入と支出を書き出して、無駄な支出がないかチェックしてみるといいでしょう

  • 固定費(住居費、保険料、通信費など)の見直し
  • 変動費(食費、交際費、娯楽費など)の把握
  • 年間の収支バランスの確認
  • 貯蓄の状況と運用方法の検討

支出が収入を上回っている状態では、将来の備えどころではありませんよね。まずは家計を健全な状態に整えることが、ライフプラン実現の第一歩だと思っています。

ライフプランは一度作ったら終わりじゃない

ライフプランを作って満足してしまう人もいるかもしれませんが、実はここからが本番です。計画は立てたけれど実行できなかった、なんてことにならないよう、定期的な見直しと調整が必要になります。

定期的に見直す習慣をつける

人生には予想外のことがつきものです。転職、病気、親の介護、経済状況の変化など、計画通りにいかないことのほうが多いかもしれません。だからこそ、年に一度くらいは自分のライフプランを見直して、現状に合わせて調整していく必要があります

私も、最初に立てた計画がそのまま進んでいるわけではありません。でも、基本となる設計図があるからこそ、状況が変わったときにどう対応すればいいのか判断しやすくなっている気がします。

専門家の力を借りるのも一つの方法

自分だけで計画を立てるのが難しいと感じたら、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談するのも良い選択だと思います。お金に関する幅広い知識を持っているので、客観的なアドバイスをもらえるんですよね

相談料はかかりますが、長い目で見れば価値のある投資になるかもしれません。特に住宅ローンや保険の見直し、教育資金の準備、資産運用など、大きな金額が動く決断をするときには、プロの意見を聞いておくと安心感が違います。

前向きに生きるための道具として

ライフプランは、不安を煽るためのものではなく、むしろ安心して前に進むための道具だと私は考えています。将来の見通しが立てば、今を楽しむ余裕も生まれてくるんじゃないでしょうか

完璧な計画を作る必要はありません。まずは簡単なものでもいいから、一度作ってみること。そして少しずつ修正を加えながら、自分らしい人生を歩んでいけたらいいなと思います。

明るい未来は、こうした小さな一歩から始まるものなのかもしれませんね。

更新ページ